刹那的に生きたい

好きなことと思ったことをだらだら書きつづる雑記ブログ

どこからがグッズ厨と呼ばれるオタクになるのか

 

オタクには一定の確率で収集癖があります。というか、収集癖のある人間がオタクになると言っても過言ではありません。いや過言かもしれないけど。でも大体のオタクは何かしらを集めているような気がします。推しジャンルのグッズ然り、化粧品でも服でも、なんでも。

 

かくいうわたしもその一人です。推しのグッズは欲しいし、絵柄によっては推しじゃないグッズもほしい。今は割と旬と呼ばれるところに身を置いているだけあって、供給もすごい。Twitterを見れば交換譲渡ツイが溢れてるし、正直推しのレート(という文化は理解しているけどちょっとさみしい)はそこまで高くないわたしにとって、ネット上やトレスペでの交換はあっさり決まります。

 

必然的にたくさん推しは集まっていくけれど、家に持ち帰ってどうするかと言われれば、特に痛バを作るわけでも祭壇を作るわけでもなく。少しだけ飾ったり、ファイリングしたり、大事に扱ってはいるものの持て余している状況です。グッズを集めてない人からしたら、多分「じゃあなんで買ったんだ」と思われるかもしれませんが、時には買わないという選択肢がないこともあるんです。

 

最近では、少しずつグッズの取捨選択ができるようになりました。この絵柄は持っているからいらない、このタイプのグッズは持て余してしまうからいらない。でもブロマイドはほしい。本当にほしいものにだけお金をつぎ込んで、それ以外のものは我慢をするということをようやくこの年にして覚えました。前は割と手当たり次第買ってたもんで、この感覚を身に着けるまでに相当な時間がかかりました。遅いんだよなぁ。でも本当に欲しいものっていうのが(一時的に)多すぎて大変なことになるので、そこからさらに取捨選択しています。熱しやすく冷めやすいタイプのオタクなので、ちょっと自制しないととんでもないことになってしまう。

 

ネットを見れば、推しキャラを確実に手に入れたくてbox買いをする人がたくさんいます。資金があるのならそれは有効な手段だし、同じboxに推しがたくさんいるのなら、正直box買いした方が交換を探す手間等もひっくるめると安いもんです。わたしもごくたまにbox買いをしますが、基本的に推し以外は交換か譲渡にかけます。お金って無限じゃないものね。頑張って社会人してはいるものの、使えるお金には限りがあるっていう現実はきちんと見なきゃいけない。

100boxして交換譲渡探しますって人を見ると、強いオタクだなぁと思う。買うこと自体は悪いことじゃないし、お金があるならするのは自由だと思うけど、でもそのお金ってどこから出てくるんだろう。貯金を切り崩してると聞いたけど、そんなにほいほい使える貯金があるもんなのか? 高給取りか? わたしも高給取りになるか不労所得がほしい。本気でほしい。

 

痛バとか、祭壇とか、同じグッズをたくさん集めて推しへの愛を表現してる人のことをグッズ厨と呼んだりしますが、各一(ものによってはもうちょっと)のわたしはどうなんだろうと考えることがあります。グッズに興味がない人にとっては十分グッズ厨だろうけど、上を見ればキリがない。ものすごい勢いで推しを集めている人を見かけると、すごいなあと思うことも多々あります。自分はしてないつもりだけど、でもこれも、見る人から見たら「グッズに金かけすぎ」ってなるんだろうな。

痛バを作ったら後戻りできないような気がしてるんですが、一個くらい作ってみたい気持ちもすごくあります。同じ缶バッジを大量につけるタイプはきれいだけどそこまで同じものを集めるバイタリティもないので、サコッシュタイプとかに数個つける形になるか……。いつかもし作ったら、またブログに書きたいと思います。

 

最近は物欲を抑えるため、開封系の動画を漁っています。これがすごい。手当たり次第にグッズを買いたい欲は減るけど、おすすめされてるものが無性に欲しくなる。あまりにもぶっ飛んでる量を買ってる人を見ると冷静になれるので、なるべくそちらを見るようにしています。毎日動画更新してる人って(事務所のバックアップがあるとはいえ)どんだけ金使ってるんだろうな。地方住みなのでコラボ系は限界があるんですが、軽率に遠征してるyoutuberとか見ちゃうと「ひょっとして許されるのでは?」という気になってしまう。

元々フットワークが軽いオタクなので、軽率にフォロワーに会いに遠征したり、イベントや舞台に出かけたりしていました。それは今でも変わっていませんが、家庭環境もあって、少しずつ減らす努力をしています。でも、推し舞台が立て続けに公開されている今、そこにだけは全力で愛を注ごうと思っています。メリハリ大事。

 

推しにお金を落としたい。可愛い推しをもっと見たい。グッズ系にお金を落とすのはこの二つが大きな理由です。コンテンツってお金がないと終わっちゃうんだよ、という現実を近頃目の当たりにしたこともあって、愛は注げるときに注いどかないと後悔するということを学びました。もちろん個人に限界はあるからゆるっとやりたいけれど、できる限りは愛していきたい。

 

 

でもソシャゲの課金はほどほどにしようね、わたし。推し組のイベント終わったら休憩したい気持ちでいっぱいです。